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2006年10月25日
アルティウムと近江商人
アンビルコンサルティングは滋賀県東近江市でアルティウム専門店を営んでおります。
「なんで滋賀県やねん?」というところはさておき、今日はかつてわが滋賀県が輩出した、近江商人の経営理念を取り上げてみたいと思います。
近江商人が語られる時しばしば「三方良し」という理念が紹介されます。この「三方良し」は「売り手良し、買い手良し、世間良し」ということであり、商売は売り手が儲かり、買い手が喜び、社会に貢献するものでなくてはならないということです。
これは皆が幸せになれるような取引をしなくてはならない、ということですので異論を唱える人はいないと思います。しかし当たり前すぎてこの理念の本質を会得するのはなかなか難しいことなのではないかと思います。
そこで、あるひとつのビデオを紹介させていただきたいと思います。有名なものですのですでにご存知かもしれませんが「てんびんの詩」 http://www.tenbinnouta.co.jp/ というビデオで、巧みなストーリーを通じて近江商人の理念が熱く語られています。
まずこのビデオの第1部「原点編」をご覧になることをお奨めします。このビデオはトイレ掃除で有名なイエローハットの鍵山秀三郎さんが教育ビデオとして製作されたもので、メッセージ性を抜きにしても見ごたえのある名作だと思います。ただ、ちょっと時代がかっていますので単なる昔話として素通りさせてしまわないように注意することが必要です。ちなみにこのお話は、弊社アンビルコンサルティングのすぐ近くの東近江市五個荘町の商家が舞台になっており、時々見覚えのある風景が出てきますので特別な思い入れもあります。
そこで話をアルティウムに移します。
アルティウムでは Your success is our success というフレーズを使っています。これは「あなた方の成功は私たちの成功」ということすので、近江商人の「三方良し」の理念に通じるものではないかと思います。そして一つ付け加えて、「あなた方の成功は私たちの成功そしてそれは社会への貢献」とすれば「三方良し」の理念と完全に一致します。
おそらくこのことの重要性は万国共通で、どこの国でもこれを忘れて事業を成功させることはできないでしょう。
アルティウムはいま、Altium Designer 6 によってアクセル全開の状態です。しかこの成功をより強固にするために私たちは、いま一度「三方良し」の理念に立ち返ることが必要なのではないかと考えています。
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- by Jono
- at 2006年10月25日 18:48
- in アンビルコンサルティング