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2006年11月17日
海外のCAD事情への対応
今日、エクアドルからAltium Designer のサポートの依頼がありました。もっともこれは現地の方からの依頼ではなく、エクアドルからの要請でAltium Designer の指導のために現地に出向いている日本の技術指導員さんからの依頼です。
結局ある事情があってお断りしたのですが、この例に見られるように最近では海外事情への対応や海外からの要請に応えるため、Altium Designer への取組みが必要になったという事例が増えています。
中でも特に中国の事情に対する対応が課題になっているようで、いろいろな方から中国での Protel / Altium のポジションの高さをうかがわせるような情報をいただきます。
・ 中国の取引先が Protel を使用している。
・ 中国では設計者が個人で Protel を保有している。
・ 買収した会社が Protel を使用していた。
・ 設計者の募集してスキルをたずねたら全て Protel 経験者だった。
・ 中国企業を見学したらほとんどのところで Protel を使っていた。
とにかく中国は Protel だらけの国で、対応が切迫しているようです。
普及している CAD には膨大なデータやノウハウの蓄積がありますので、結局のところ、普及している CAD にあわせざるを得ないという状況が生まれます。
今後は今以上に中国企業との開発/設計レベルでの連携が増えてくるでしょうから、この状況には見過ごせないものがあります。
各社それぞれのレベルで Protel 一色という中国事情への対応が始まっているようですが、今後この動きはさらに加速するのではないでしょうか。
Links:|Altium 情報局|Altium 問合せ・請求||Altium Designerユーザ情報サイト|
- by Jono
- at 2006年11月17日 23:59
- in アンビルコンサルティング