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2006年11月11日

最近のお問い合わせから

先月の末にこのブログで、"Altium / アルティウム"のキーワードによる検索エンジンからのアクセスが増えてきていることをお伝えしました。しかしその一方、e-mail や電話でいただく具体的な商談では、古くから Protel をお使いいただいているユーザ様方からのアップグレードに関するお問い合わせが増えてきています。

特にProtel 99 SE は、無印の Protel 99 を含めて 6年間にわたり販売が続けられた製品であり、膨大な数(少し大げさですが)のユーザが存在します。ここにきてこれらのユーザの方々のAltium Designer 6 への移行が本格化し始めたようです。

「Protel とAltium Designer との橋渡し」を方針として掲げる弊社としては、極めて自然でかつ期待すべき流れなのですが、そのユーザの多さを考えるとまだまだそのペースは遅いように思います。また、旧 Protel(プロテル)製品 とAltium Designer 6 では、機能的なジャンプが大きく、私共もその敷居の高さにはてこずりました。また製品価格も上昇しており、よりいっそう効率的な運用が求められます。

このようなことから、いまさらながら「Protel とAltium Designer との橋渡し」の重要性を痛感しています。

また最近、年間メンテナンスに関するお問い合わせが増えています。これはアルティウム ジャパンによって、年間メンテナンスのセールスが積極的に開始されたことによるものです。

例えば、次のようなお問い合わせがあります。
- アルティウム ジャパン見積書が送られてきましたがどうすればよいか?
- 年間メンテナンスに加入するとどのようなメリットがありますか?
- 年間メンテナンスの案内はいつ届きますか?
- 年間メンテナンスをアンビルコンサルティングから購入することはできますか?

これらのお問い合わせに対しては随時お答えいたしておりますが、年間メンテナンスについてはアルティウムで直販営業が行われていますので弊社では営業活動を控えております。しかしながら弊社のユーザ様からご要望いただいた場合には、弊社経由でもこの年間メンテナンスを販売させていただいております。

余談になりますが Altium Designer 6 以降アルティウム社では、新バージョンの提供の方法を、(スポットによる)有償アップグレードから年間メンテナンスに移行してきているように思います。これについては一長一短があると思いますが、予算化が容易になることのメリットは大きいと思いますのでぜひともご利用いただきたいと思います。

また、高額 CAD 製品の年間メンテナンスに対してのコラムが旧ブログに残っています。これは、かなり批判的なスタンスで書かれています。またアルティウム製品とは金額も一桁違い、やりかたも異なりますのでアルティウムには当てはまりませんが、もし時間があればこのような年間メンテナンスシステムの良いところだけをお取り入れたものとしてお読みください。
Protel のサポート費用 http://eda.ac/yota/archives/2005/04/protel_8.html

そして最後にもう一つ。数日前に、6月のキャンペーンで提供されるはずのグラフィックカードがまだ届かないというお問い合わせがありました。

この件についてアルティウム ジャパンに問い合わせたところ、在庫の引き当てが遅れて発送が来月になるということでした。まだ届いていない方々にも年内にはお届けできるはずですので、いましばらくお待ちください。

Links:Altium 情報局Altium 問合せ・請求||Altium Designerユーザ情報サイト


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