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2008年05月24日

Altium は設計受注の穴場

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注1: この記事は「アルティウムの知恵袋」カテゴリー「アルティウムで基板設計します」での最後の投稿です。すでにこの「アルティウムの知恵袋」は更新を取り止めており、このカテゴリーは「アルティウムの情報箱」の「アンビルコンサルティング」に引き継がれています。
注2:さらにその後「アルティウムの情報箱」も終了し「アルティウムの日替り?情報局」のカテゴリ「アルティウムで設計します」に引き継がれています。
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(旧プロテル探検隊からの加筆/転載)

※注: この記事は「アルティウムの知恵袋」カテゴリー「Altium で基板設計します」における最後の投稿です。すでにこの「アルティウムの知恵袋」は更新を取り止めており、このカテゴリーは「アルティウムの情報箱」の「アルティウムで基板設計します」に引き継がれています。

いかにCADの統合が進んでも、すべての回路設計者が自前で基板設計するという時代はやってきません。これから先も、回路の設計が終わったあと、専門の設計者に基板設計を委託するという設計分担が続くことは明白です。

そこで「基板設計を委託したい回路設計者と、設計を受託したい基板設計者とをいかにしてにして結びつけるか?」ということが重要な課題となります。しかしアルティウムの世界でにこれを進めようとすると、Altium Designer を使っている基板設計業者が少なく、基板の設計委託先がなかなか見つからないという状況に至ります。

基板設計業界では設計案件が減り、受注量と設計単価の確保が困難な状況が続いているようです。しかしその一方で回路設計エンジニアは、Altium Designer で基板設計を請け負ってくれる業者さんを見つけるのに苦労しているという現実があります。

Altium Designer は設計上流向けの機能が豊富なため、基板設計専業の用途では持て余すことも多いと思います。しかし基板設計専用ツールとしても非常に高性能ですので、これを見逃す手はないと思います。そしてなによりも、ビジネスチャンスの側面から見ると Altium Designer による設計は明らかに売り手市場であり、絶好の穴場です。

Altium Designer はデザインエントリーから基板設計までに必要な機能を(加えてFPGA 開発機能も)ひとつに統合したツールです。しかし基板設計が外注されている現状では、Altium Designerで基板設計を委託できる相手が見つからないことには、せっかくの統合環境が無用の長物と化してしまいます。

そこでアンビルコンサルティングでは、より多く基板設計の専門家のみなさんに Altium Designer をお使いいただくことにより、Altium Designer のデザインデータを介した回路設計側と基板設計側との連携促進に取り組みたいと考えています。

日本には極めて多くの回路設計者がアルティウム製品(旧プロテルを含む)を使用しています。そしてそのユーザの多くが Altium Designer のデータで受け渡しができる基板設計の外注先を探しています。

どうですか基板設計者の皆さん!Altium Designer で設計を始めてみませんか?

参考:
統合型プリント基板CADツールの運用方法 CQ出版への寄稿記事
http://www.kumikomi.net/article/explanation/2003/11pcbcad/01.html
プリント基板設計を始めるにあたっての検討事項 CQ出版への寄稿記事
http://www.kumikomi.net/article/explanation/2004/15print/01.html

PCB 設計分業の現実と課題  http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/pcb.html
統合ツールと設計の分業  http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/post_51.html
基板設計業者さんを募集中 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2006/09/post_15.html
Altium で基板設計します http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/06/altium_3.html

アルティウムの情報箱 「アルティウムで基板設計します」 に続く

Links:Altium 情報局Altium 問合せ・請求||Altium Designerユーザ情報サイト


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