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2008年06月12日

Summer08 のメンテナンス

CAD ユーザにとっては、メンテナンスを継続するか?それとも必要なときにアップグレードを購入するか?という事が大きな問題なのですが、Summer08 では振り出しに戻ってこれを判断しなおさなくてならないほど、そのスキームが大きく変化しています。

その変化の一つは、年に 2 回の有料アップグレードが実施されることです。これについてはすでにお知らせしているとおりで、1 回のメンテナンスで新バージョンを 2 回無償で入手できるという勘定になります。

そしてもう一つは、メンテナンス期間の設定に「時差補正」という考え方が新しく導入された事です。まずは以下の図をご覧下さい。
s08_mentenance.JPG
従来はメンテナンスをいつ購入しても、購入した時点から 12ヶ月間のメンテナンス期間が設定されましたが、今回からはメンテナンスが切れていた期間を、時差補正として差し引かれます。例えばメンテナンス切れの期間が 4 ヶ月であれば、メンテナンス期間は購入後 8 ヶ月ということになります。また、この時差補正期間に対して月割りでメンテナンス費用を支払い、正規の12ヶ月のメンテナンス期間を得る事もできます。

このルールの導入によって、「メンテナンスは新バージョンのリリース直前に購入するのがいちばん得」という判断が成り立たなくなりました。

このほかに、製品/アップグレードの購入時に 1 年間のメンテナンスが付属することや、アップグレードよりもメンテナンス価格が割安に設定されていることなどから、メンテナンス契約への誘導が伺えます。

そこで、次回の Winter08 を手に入れるためには、どうするのが一番良いのか?ということになりますが、これについてはまだ、Summer08 の時期も価格も示されていませんので何ともいえません。 しかし現状から判断すると、メンテナンスを継続するのが最良の方法のように思います。

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