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2007年10月27日
ブログで FAQ - 続編 2
※注: この記事は「アルティウムの知恵袋」カテゴリー「ブログで FAQ - FAQLog 」での最後の投稿です。すでにこの「アルティウムの知恵袋」は更新を取り止めており、このカテゴリーは「アルティウムの情報箱」の「ブログで FAQ - FAQLog」に引き継がれています。
「ブログでFAQ - 今どきの10件」および「ブログでFAQ - 続編1」の続編ですので、先に以下ページをご覧ください。
http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/06/faq.html
http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/faq_1.html
Q1. プロテルとアルティウムとはどういう関係でしょうか?
まだ Altium にたどり着けずに迷子になりかかっているユーザが多いようです。Protel は Altium に社名変更され、商品のブランドも Protel から Altium に変更されました。
プロテルとアルティウム http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2006/10/post_20.html
Q2. アカデミックディスカウントはありますか?
学校および、一部の公共研究機関には特別価格で提供されています。授業などで多数のライセンスをお使いになる場合にも、ご負担をおかけすることがないよう特別な配慮が行なわれています。
アカデミックディスカウント http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/post_54.html
Q3. ビューワは提供されていますか?
Altium Designer のデータの表示のみ可能なビューワライセンスが用意されており、だれでも入手することができます。無料ですが、毎年ライセンスを更新する必要があります。また Altium Designer から出力した OrCAD 回路図を確認したい場合には、サードパーティのビューワが利用できます。
ビューワの利用 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/07/post_37.html
Q4. 設計を分担しているのになぜ統合環境が必要なのでしょうか?
統合環境は、一人で何でもこなすエンジニアだけのものではありません。業務を分担するときのデータのやり取りや、担当者間のコミュニケーションに真価を発揮します。統合環境は分業を円滑に行なうために必要ツールであることをご理解下さい。
統合ツールと設計の分業 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/post_51.html
Q5. Altium Designer の動作環境は? Windows Vista で動きますか?
Windows2000 以降の NT 系の OS で動作し、Windows Vista での動作も確認されています。メモリは 1GB 必要ということになっていますが、512MB でもとりあえずは使えます。 DirectX 9.0c 以降のドライバが必要であり、DirectX 9.0b では不具合が発生します。
Altium Designer の動作環境
http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/07/altium_designer_3.html
Q6. 古いプロテルを使っていますが
Altium Designer をすぐに使いこなすことはできるでしょうか?
統合環境である DXP プラットフォームの導入により、共通部分のユーザインタフェースが大きく変わっていますので、使い始めは手こずると思います。これに慣れれば後は簡単なはずです。
Altium Designer は難しい?
http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/altium_designer_5.html
Q7. トライアルプログラム で の評価に手間取っています。
もっと簡単に評価する方法はありませんか?
デモビデオが豊富に用意されていますのでご覧下さい。ビデオで概要をつかんだ後、要点だけをトライアルプログウラムで試すという方法が良いと思います。また、弊社では出張デモを行なっていますのでお申し付け下さい。
アルティウムのデモビデオ http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/05/post_34.html
アルティウムのビデオ http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/08/post_41.html
Q8. 社内で使っている 3D-CAD と連携できますか?
IGES と STEP フォーマットにより、相互にデータをやり取りすることができます。既設の 3D-CAD で部品の 3D ライブラリを作り、これを使って設計した PCB の3D データを 3D-CAD に戻して利用することができます。
3D-CAD との連携 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/test.html
Q9. PCB にデータを読み込むと四角い箱が出てきますがこれは何ですか?
Room と呼ばれるもので、部品のグループをグラフィカルにコントロールするためのものです。不要な場合には出ないように設定することができます。
Room が邪魔なときには... http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/room.html
Q10. 面付けはできますか?
同じ基板や異なる基板を自由に組み合わせることができる、大変便利な面付け機能を備えています。面付けされたデータは元の単面データにリンクしていますので、設計変更が行なわれた場合には面付けの後のデータに自動的に反映されます。
Embedded Board Array
http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2006/04/embedded_board_array.html
アルティウムの情報箱 「ブログで FAQ - FAQLog」 に続く
Links:|アルティウム専門店トップページ||アルティウム製品の資料請求と問合せ|
- by Jono
- at 18:37
- in ブログで FAQ - FAQLog
2007年10月01日
ブログで FAQ - 続編 1
「ブログでFAQ - 今どきの10件」の続編ですので、先に以下ページをご覧ください。
http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/06/faq.html
Q1. スタンドアロンライセンスとネットワークライセンスとの違いは?
スタンドアロンライセンスは特定のクライアント PC に対して固定的にライセンスが与えられますが、ネットワークライセンスでは、サーバーを経由してクライアントにライセンスが能動的に配信されます。クライアントは Altium Designer が働いている時にしかライセンスを使用しませんので、ライセンス数を節約することができます。
スタンドアロンとネットワーク http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/09/post_47.html
Q2. ライセンスサーバプログラムにはどのような動作環境が必要ですか?
サーバーといっても特別な環境は不要です。Windows 2000以降の NT 系のOS が動いていればたいていの PC が使用可能です。
ライセンスのあれとこれ http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/post_48.html
Q3. ハードウェアプロテクトキー(ドングル)がありますか?
ハードウェアキーによるプロテクトは無く、その代わりにソフトウェアキーによるプロテクトが行なわれています。
ライセンスのあれとこれ http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/post_48.html
Q4. アップグレードやサポートにはどれくらいの費用がかかりますか?
Altium Designer 6 ではマイナーなリビジョンアップ(小数点以下の更新、例えば 6.0 → 6.7)は無料です。またメジャーなバージョンの更新は有料ですが、年間メンテナンスサポートに加入すると無償になります。年間サポート契約には複数の種類がありますが、製品価格の15%または20%の出費で無償バージョンアップの権利が得られます。
アルティウムの年間サポート http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2006/12/post_26.html
Q5. 古いプロテル製品からアップグレードしたいのですが可能ですか?
Protel DXP およびそれ以前の製品はバージョンアップできません。その代わりに優待割引きが適応され、Altium Designer を安価に手に入れることができます。
アルティウム製品を安く買う http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2006/06/post_8.html
Q6. トライアルプログラムにはどのような制限がありますか?
トライアルプログラムの機能は製品版と全く同じです。ただし30日間しか使えません。違いはこれだけです。プログラム自体が全く同じですので、当然作成した回路図やPCBファイルにも互換性があります。トライアルプログラムは、Altium Designer の持つ全ての機能が有効になっていますので、Foundation や Board Implementation などフルセット以外の製品を評価される場合には機能の構成にご注意ください。
Altium Designer の評価版 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/altium_designer_4.html
以下にトライアル版や製品版に用いられている、ライセンスシステムが説明されています。
ライセンスのあれとこれ http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/post_48.html
Q7.手持ちの SPECCTRA オートルータや HyperLynx Board SIM は使えますか?
標準で .dsn と .rte ファイルでの入出力機能を備えていますので、お手持ちのSPECCTRA オートルータがそのまま使えます。またHyperLynx の .hyp ファイルを出力することができますので、Board SIM もそのまま使えます。
他社のツールを併用する http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/09/post_45.html
Q8. OrCAD で作成された回路図ファイルやPCB ファイルを読めますか?
OrCAD Capture の回路図ファイルは、読み込みと書き出しの両方が可能です。OrCAD Layout のPCB ファイルは読み込みのみ可能です。
OrCAD Capture との互換性 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/01/orcad_capture.html
ビューワの利用 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/07/post_37.html
Q9. PADS で作成された回路図ファイルやPCB ファイルを読めますか?
PCB ファイルと回路図ファイルの両方とも、読み込みが可能です。
PADS 回路図の読込み http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/05/pads_logic.html
Q10. 機能をカスタマイズすることはできますか?
ユーザインターフェースのフルカスタマイズ、カスタムツールの組み込み、外部データベースとの連携機能など、豊富なカスタマイズ機能により社内環境に整合させることができます。
カスタマイズのお奨め http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/08/post_40.html
外部データベースとの連携 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/08/post_42.html
Q11. 国産部品の回路図ライブラリは充実していますか?
標準ライブラリには、約 80,000個のシンボルが用意されていますが、国産メーカの部品はそれほど多くはありません。欧米の部品のセカンドソースの場合には、名称を変更するだけで国産部品のシンボルとして使用することができます。他のいろいろな方法で既存の資産を再活用することにより、国産部品のライブラリの不足を補うことができます。また、オルグシステムズからは、充実した国産部品ライブラリ TechLIB-SCH が販売されています。
回路図ライブラリを使い回す http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/09/post_46.html
アルティウム(旧プロテル)関連商品 http://eda.store-web.net/
Q12. アルティウムのシェアはどれくらいですか?
これは難しい質問です。最近公開された資料によると、アルティウム社全体の売上げ規模は、国内最大手の Z 社の 3割くらいです。売上げ規模には大きな差がありますが、商品の単価を考慮すると数量ベースでは同等以上のシェアを持っているのではないでしょうか? シェアについてははっきりしませんが、ここのところアルティウムの売上げが急激に伸びていることだけは確かです。
アルティウムって売れてるの? http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/07/post_35.html
Q13. Altium Designer はなぜこんなに激しく進化するのでしょうか?
分業のしやすいビルディングブロックスタイルのアーキテクチャにより効率的かつ積極的な開発が行なわれています。また何よりもアルティウムには、ハイエンド製品をしのぐ能力の製品をローエンドの価格で提供するという役割があります。
Altium Designer 進化の構図 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/09/altium_designer_8.html
SPECCTRA、OrCAD は Cadence Design Systems, Inc. の登録商標です。
HyperLynx、Board SIM、PADS は Mentor Graphics Corporation の登録商標です。
Links:|Altium 情報局|Altium 問合せ・請求||Altium Designerユーザ情報サイト|
- by Jono
- at 13:59
- in ブログで FAQ - FAQLog
2007年06月28日
ブログで FAQ -今どきの10件
プロテル探検隊から数え、ブログを始めてから2年半を越えました。
この間の投稿の多くは、お客様からのご質問に対する回答をまとめたものです。このため最近では、お問い合わせに対する回答の際に、ブログの該当ページを参照していただくことが多くなりました。
そこで、よくあるお客様からの質問 とブログへのリンクアドレスを書き並べるだけで、FAQ として使えるのではないかと考え、これを試してみることにしました。
Q1. Altium Designer の日本語マニュアルはありますか?
今のところ出来上がっていませんので、Protel 2004 のPDF ドキュメントをご利用ください。
Protel 2004和文ドキュメント http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2006/12/protel_2004.html
Q2. セミナーに参加したいのですが日程と内容はどこに案内されていますか?
現在、ホームページ上では日程や内容の案内は行なわれておりません。このため、アンビルコンサルティングでは、ご購入直後のユーザさまに対して、e-mail でご案内させていただいております。なおセミナーの概要は以下をご覧下さい。
トレーニングセミナーの近況 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/post_49.html
Q3. Altium で設計可能な業者さんを紹介してください。
Altium で基板設計します http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/06/altium_3.html でご紹介しておりますので、直接お問い合わせください。
Q4. Altium Designer では旧バージョンのデータを読み込めますか?
他機種との互換性 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2006/09/post_14.html で、他社製品や旧バージョンとの互換性が説明されています。Protel のほぼ全ての旧バージョンがサポートされています。
Q5. 一括変更の方法を教えてください。
以前のProtel ツールが備えていたグローバルチェンジの機能は、さらに利用価値の高い新機能に置き換えられています。
グローバルチェンジが無い http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/post_53.html
Q6. 回路図上に配置したポートの飛び先を表示することはできますか?
可能です。 ポートの飛び先表示 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2006/05/post_6.html
Q7. サポートされているネットリストの種類が少ないので困っています。
アドオンを組み込むことによって拡張できます。
Altium のネットリスト出力 http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2006/05/altium.html
Q8. ネットリストの読み込み方法を教えてください。
Project - Show Differences コマンドを使用します。
ネットリストが読み込めない http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/post_52.html
Q9. PCBにロゴを張り付ける方法を教えてください。
グラフィックデータを DXF に変換すればPCBに取り込むことができます。
PCB にロゴマークを入れる http://anvil.co.jp/altium-info/cadlog/2007/10/pcb_1.html
Q10. CAMtastic でデータのコピーや移動をする方法がわかりません。
CAMtastic の操作性はAltium Designer の他のツールとかはかなり異なっています。
CAMtasticの操作性 http://eda.ac/yota/archives/2005/06/camtastic_2.html
変更箇所が多い場合にはPCBファイルに変換して、PCBエディタを使って修正する方が効率的かも知れません。
続 CAMtastic を併用する http://eda.ac/yota/archives/2005/07/_camtastic.html
以上、最近の代表的な10件の Q&A を拾い上げてみましたがどうでしょうか? お問い合わせの前にこれをFAQ として、ご一読いただければ幸いです。
Links:|アルティウム専門店トップページ||アルティウム製品の資料請求と問合せ|
- by Jono
- at 17:09
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